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気泡はほとんど厚い成形品の内部に発生するが、その原因は厚さの厚い中央部の冷却が遅く、収縮も最も遅くなるためだ。充填された材料は金型の壁面の方から固体化が進んで内部へと冷却収縮が進むが、この過程で製品の中央部の冷却収縮量が大きくなり、中央部に気泡が発生する。
01. 厚さの不均一
成形品の厚さをなるべく均一にし、急激な厚さの変化を避ける。  
02. 金型内の圧力不足
補圧及び補圧時間を十分与える。  
03. スプール、ランナー、ゲートの寸法が小さい場合
スプール、ランナー、ゲートを広げる。
これが小さいときは、この他に充填不良、ジェッティング、ウェルド部の強度低下、silver streakなどの問題も引き起こす。
 
04. フラッシュ発生による圧力降下の場合
樹脂、シリンダー温度を下げたり射出圧力を下げてフラッシュの発生を防ぐことはできるが、充填不良を発生させたり、より深刻なシンクマークや気泡を起こす可能性があるため、金型修理を行う。  
05. 水分(気孔が製品中央に発生しない場合)
気孔が製品中央に発生しない場合、水分が原因の可能性が高いので、乾燥を十分行った後作業する。  
06. ゲート構造
ゲート構造をタブゲートに変更する。  
07. 多点ピンポイントゲート
多点ピンポイントゲートを使用する場合、製品の中央部に停滞空気が発生することがあるが、これは気泡や炭化の原因になる可能性がある。この場合、停滞空気が発生しないよう、ゲート位置の変更及びエアベントの設置を行う。